本日もミルキィホームズの話ですよ、と。

1期9話ラスト及び10話冒頭で、トイズを失ったミルキィホームズのもとに現れたご先祖様はメッセージを残しました。「トイズは大いなる試錬によって蘇る」、と。

(シャロ)「トイズは大いなる試錬によって蘇る!楽しみですぅ〜」

「試錬」とは何か。ミルキィホームズは翌週に行われる探偵学院の「試験」がそれに該当するのではないか、と考えました。ここで、試験に向かって奮闘するのかと思いきや、ダメダメなミルキィホームズはヨコハマ物産展に出かけて、全く勉強せず、スリーカードには「あいつら遊びまくっている」と言われる始末。案の定、「試験」には不合格となってしまいました。(まーあの試験内容であれば、トイズが戻らない限り絶対合格できなかったわけで、勉強したところでどうにかなるものではなかったのですが)

その後、超ヨコハマ美術館に現れたアルセーヌ率いる怪盗帝国と対決したミルキィホームズでしたが、トイズが蘇ることなく敗れ、ホームズ探偵学院を退学になってしまいました。

さてさて、その対決の直前、アルセーヌはこう言っています。

(アルセーヌ)「さあ、来なさい、探偵ミルキィホームズ。退学になるか、ならないか、私が試験して差し上げます」

そう、これ「試験」だったのです。

(シャロ)「あたし、とんでもない思い違いをしていました!」
...(中略)
(シャロ)「違うんです。あれは『試験』だったんです。」
(ネロ・エリー・コーデリア)「はぁ?」
(シャロ)「あっちは『試験』!『試錬』はこっち〜!!!」
(ネロ・エリー・コーデリア)「そっかぁ!」
(ミルキィホームズ)「あっちは『試験』!『試錬』はこっち〜!!!」

ミルキィホームズは超ヨコハマ美術館に現れた怪盗帝国を逮捕することを「試錬」だと思っていましたが、実はこれも「試験」だったのです。トイズが蘇らず、退学になってしまったのはある種の必然だったのですね。

一方で、11話では「大事な人がピンチの時に」とシャロは言っています。そう、「あっちは『試験』!『試錬』はこっち〜!!!」だったのです。

ミルキィホームズ、本当に大好きな作品で、1期は放送回数も多いし、何度も見ていたはずなんですが、これはつい3日前に気づきました。奥が深い。映画ももうすぐ公開ですし、まだまだ楽しめそうです。