コレはおそらく、3年前の自分に向けたポエムである。

YAPC::Asia というイベントが8月に行われる事や、そこで Otogiri とかの話をするかも、ってかしたいという 話は以前書きました。

今、応募されているトークはこんな感じでして、いつも通りのような、いつもより Perl の話が少ないような、 そんな気がしています。(今日結構 Perl のトークがサブミットされたから、Perl の話だいぶ増えた)

ちょっと前だと、40ちょい応募があって、Perl の話が 20 くらい、みたいな感じだったのですが、この状況を 3 年前の自分が見たら、いったいどう思っただろうか? と、ふと思ったのでした。

3年前の当時、トークしようかどうか、めっちゃ悩みながら、手を震わせながら、初めて応募したのでした。当時はテストの話をしようと思っていて、 ちょうどテストの話があまり無かったから、「これはいけるかも」「いやー無理かなー」とか、毎日緊張しながら YAPC のページをリロードしてました。

で、翻って、今のトークのページを見ていると、当時の自分だと、「なんか良くわからないけど、凄い人たちが Perl じゃない話をしようとしてる、なんだこれ???」 と思うんじゃないかなぁ。んで、「どゆこと?普通の Perl の話じゃだめ?面白くない?」とか相当ビビったんじゃないかなぁ。当時の自分が今年のトークリストだったら、 応募するかどうか、怪しげだなぁ、と思います。(テンション高い時期だったら、「よっしゃ、Perlの話少ないからワンチャンありそうだ」とか思うかもしれないけど、どうかなぁ)

んで、コレは今だから言えるけど、これはこれで悪くなくて、Perl と Perl コミュニティの多様性なんですよね。なので、もし3年前の僕みたく、「初めて YAPC で喋ってみようと思ってるんだけど、 大丈夫かな?」って思っている人がもしいたら、「大丈夫だから、やってみようよ!」って思います。

例えば懇親会とかで、だれかと喋るとしても、初対面で色んな人と仲良くするとか、普通の人間にはできません。もちろん僕も。でも、「明日喋るんですよー。 見に来てくださいよー」とか言えると、それはそれでネタを一つ持ってる事になりますよね。

あと、「誰かが自分の話を聞きたくて、そのために来てくれる」って、一度経験するまで知らなかったのだけど、コレ、めっちゃ嬉しいです。僕の例だと、最初にしゃべった 2011年は 「スイーツエリア」という本編のトークじゃない場所で、正直どれくらい人がくるのか凄く不安だったのだけど、本当にビックリする位来てくれて、初めての発表だったのでだいぶテンパって しまった所もあったかもだけど、とにかく嬉しかった。翌年は裏番組が超豪華(宮川さん、弾さんで、LTソンでgfxさんが発表してた)で、「これ下手したら1人も来ない可能性もあるなー」と 思ってたけど、実際には沢山見に来てくれた人がいて、これは本当に嬉しかった。

とかまあ大体そんな感じで、あんまりまとまっていないですけど、YAPCで話すといい事あるかもね。というお話でした。

仕事とかで、ある程度一生懸命やっていた事って、必ずネタになって、そこそこ面白い話になると思うんですよ。んで、もしダメそうなら運営が選考から外してくれるだろうし、 応募するかどうか迷っていて、ちょっとでも「これいけるかも」ってネタがあるなら、応募してみると幸せになれるかもしれません。締め切りは明日 7/4 17:00までらしいので、 お早めに。

最後に宣伝。前回も書きましたが、今年はあずまさん(@ytnobody) と2人で Otogiriの話をしたいです。

こういう話をするっぽい。

  • Otogiriとは [ytnobody]
  • なぜOtogiriを作ったか [ytnobody]
  • どのように使っているか [ytnobody]
  • Otogiri::Plugin [tsucchi]
  • REPL(Reply)との合わせ技 [tsucchi]
  • さらに深いHack [tsucchi]
  • 対談 “Otogiriの今後” [ytnobody / tsucchi]
  • 質疑応答

つーわけで、「聞いてみたい」とか「ちょっと興味あるかも」という方は、上記のトークのページの SNSボタン(はてブとかtwitterとかFBとか)を ぽちぽちしてもらえると嬉しいです。

おまけ

ちなみに 3年前の資料とか感想とかはこちら。