2012-09-17
Kappa の飼い方(Kappa という ORM の話) その2 インストールとかのお話
こんにちはこんにちは。 もうすぐ「Perl のお祭り」こと YAPC::Asiaですね!皆様、見る方も発表する方も準備は万全でしょうか?
(私?お察しください。。。)
ここで宣伝。Perl と SQL のいろいろ というタイトルでお話させていただきます。裏番組がどちらも大変なビッグネームなので恐縮なのですが、初中級者くらい向けに Perl と SQL にまつわる話を させていただこうと思っております。
(※ここまでテンプレ)
Kappa という ORM の話。今日はインストール編です
目次
- その1 開発の背景のお話
- その2 インストールとかのお話
- その3 基本操作
- その4 select 系いろいろ
- その5 Row オブジェクトの基本
- その6 Row オブジェクトのカスタマイズ
- その7 テーブルクラスとそのカスタマイズ
- その8 雑多な話
- その9 SQL をテーブルクラスに置く
インストール
インストールの前提
Perl と cpanm はもちろん入ってますよね?なければ入れといてください。良く分からなければ perlbrew とか cpanm とかで ググってみてください。
DBMS(Oracle とか MySQL とか PostgreSQLとか)がインストールされていて、ドライバ(クライアント)が入っていることが必要です。
Ubuntu で MySQL なら libmysqlclient-dev ってやつを入れるらしいです。(ほかの OS や DBMS についてはググってね)
で、DBD を入れます。(DBD::Oracle/mysql/pg など)
MySQL なら
で、インストールなのですが、多分コケますw。なんか DB つないでアレコレするテストが入ってるみたいなんですよね。 (コレなんとかならないんですかねー。。。author test でもいいと思うんだけどなー。。。)
ちゃんとしたやり方もあるかもしれませんが、めんどいので –force つけて入れます。
SQLite ならこんな感じ。(クライアント無くてもたしか大丈夫だったと思う)
普通の開発なら、MySQL とかポスグレ使うと思いますが、以降の説明では SQLite を使うので、DBD::SQLite も入れといてくださいね。
DBI/DBD の動作確認
まずは DBI 使って、ちゃんとテスト用の SQL を発行してみるのが良いかもしれませんね。こんな感じ。
インストール
ここまでくれば環境的な問題はクリアできているので、インストールはラクラクです。
Kappa ですが、github と Dropbox の共有フォルダにしか置いてません。(CPAN に無いので、cpanm で入りません)
github からインストールできる様な猛者なら、こんな説明いらないと思いますので、ここでは Dropbox から 入れる方法を紹介します。
まず、Kappa の共有フォルダにアクセスします。 で、ここから最新のバージョンのものをダウンロードします。現時点では 0.12 ですね。(0.12 はちょっと色々手を入れたので、 0.11 のほうがもしかしたら安定してるかもです。)
で、/tmp とか /var/tmp とかホームディレクトリのどっかに置いてから、
してみて、特にエラーがなければ OK です。
テストプログラムの実行
さっきのテストプログラムを Kappa を使って書き換えてみましょう。
ORM とか DBI に慣れてる人なら、だいたい雰囲気分かるかもですが、詳しい説明は次回以降していきます。