2015-07-25
CD のリッピング環境を見直した話
はじめに
僕はそんなに音楽をたくさん聴く方ではないのだけど、一応音楽が聴ける環境は欲しいところです。最近まで結構異常な環境で リッピングとスマホへの転送をやっていたのだけど、それを改善できたので、その辺の顛末を書きます。
移行前の環境
Ubuntu で Banshee でリッピングして、スマホにそのまま転送していました。環境的な問題は特になかったのだけど、 ソフトウェア的に色々ダメダメで、CDDB がアホで全然データ取れないのと、スマホに転送すると必ず Banshee がハングしてしまうのが、 「どうなのよそれは」、と思っていました。
CDDB がアホアホなのが特に致命的で、CD 3枚くらいリッピングしようとするとその分のデータを手打ちしなければならず、発狂しそうになります。
ミルキィの CD であれば、(頻度的にも気持ち的にも)心を込めて手打ちしても良いのですが、 そうするとミルキィ以外の CD をリッピングすることができなくなってしまい、いくらそんなに音楽聴かないといっても、ちょっと良くないなぁ、と思っていたのでした。
ってか、曲の情報手打ちとか、Rio の mp3 プレーヤー使ってた頃だったらいざ知らず、今2015年だよ!どういう事だよ!と思い色々調べ始めたのでした。
移行先の環境
Linux でまともな CDDB につなげればそれで問題なかったのだけど、色々調べたけどうまくいきそうになかったので、普段使っている Mac に 移行する事に決めました。Mac のソフトも軽く調べましたが、ベタだけどやっぱり iTunes が良さそうだなと思い、iTunes を移行のターゲットにしました。
移行について
Linux でファイル共有(samba)をかけて、Mac でマウントします。で、iTunes でインポートします。よっしゃ、これでおしまい、簡単だぜ!
…って最初は思っていました。
移行されない曲について
ところが、いくつか移行されない曲があることにすぐに気づきました。
Linux に入っていたのはもともと、iPod から吸い出したやつが大半だったので、m4a(AAC)のファイルは問題なくこれでインポートできていました。しかし、Banshee で 取り込んだファイルは ogg 形式だったので、これが読めなくて、移行できていませんでした。
このままではミルキィやみもりんの曲を聴くことができません。大ピンチです。
ogg から AACへの変換について
という訳で、ogg を AAC に変換するソフトを探しました。すると、soundKonverterというやつで 簡単にできそうだったので、ogg 形式(Banshee で取り込んだ CD)のアルバムをピックアップして、これで変換しました。
でインポートはさっきと同じ手順。共有かけて iTunes でインポート。
スマホへの転送について
無事インポートされたので、あとはスマホへの転送手段を確立できれば OK です。
あんまりちゃんと調べていないのですが、iTunes から Android スマホへの転送は、iSyncr というソフトがどうやら定番らしいので、それを使っています。 なんか日本語が怪しいし動作も怪しいし、これが定番ってどういうことだよオイオイ、と思うのですが、そんなもんなんですかね????
音楽そんなにヘビーに聞かないし、僕は林檎信者じゃないのだけれども、それでも iPhone が欲しくなりますね。。。
移行してみて
まともな CDDB ってマジ便利だなー、って思いました。いや本当に。
レキシテキケーイが色々あって、Ubuntu でリッピングせざるを得ない感じになっていたので、仕方ないと思っていたのですが、 こんなに便利だったら、Mac 買った時にすぐにやっておくべきだったなぁと思ったのでした。
現場からは以上です。